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#01 ゴリーハウスのピンバッジ

 エドワード・ゴーリーは、晩年をマサチューセッツ州のケープ・コッドという場所で過ごしました。彼が住んでいた家は、現在「エドワード・ゴーリー・ハウス」という、ゴーリーの作品を展示するミュージアムとして公開されています。
 このミュージアムに一定額以上を寄付すると「会員」となることができます。会員には、入場料が無料になったり、ショップでの買い物がディスカウントされたりといった特典が与えられる他、会員証と毎年デザインの異なるピンバッジが送られてきます。
 今回は、その歴代の会員バッジをご紹介します。
 お馴染みのゴーリー・キャットをはじめとして、様々なキャラクターが描かれています。2007年までは、ピンで留めるタイプでしたが、以降はマグネットで挟んで留めるかたちになりました。
 2015年のバッジは、4月から開催される展示「from Aesop to Updike(イソップからアップダイクまで)」のイメージとなっています。イソップ童話集「Lions and Lobsters and Foxes and Frogs (1971)」や、ジョン・アップダイクの「Twelve Terrors of Christmas (1993)」などにゴーリーが描いた作品が展示されるのでしょう。
 実は、このバッジのデザインは、1963年に刊行された「From Beowulf to Virginia Woolf(ベオウルフからヴァージニア・ウルフまで)」という本の表紙として描かれたもので、今回の展示のタイトルは、それをもじったわけですね。

エドワード・ゴーリー・ハウス公式ページ
http://www.edwardgoreyhouse.org

(濱中利信)

濱中利信

はまなか・としのぶ●1961年東京生まれ。日本におけるエドワード・ゴーリーの研究、コレクションの第一人者。編著に『エドワード・ゴーリーの世界』(河出書房新社)がある。ゴーリーに関するホームページ Wonderful World of Edward Goreyを主宰。
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